ガクチカ書くための学生生活じゃない

納得のいく就活のヒント

7月も半ば。夏のインターンに向けてのエントリーの時期でしょうか。
就活本番の方は、内定が出てホッとしている方や、まだ気持ちが決まらず内定受託していなかったり
なかなか内定が出ていなくて焦っていたり・・・様々かと思います。

インターンにしても本選考にしても、エントリーが必要になるわけで、
このエントリーのために
学生の皆さんは、自分の強みとか学生時代に力を入れたこととか文章にする必要がありますね。

時間をかけて棚卸をして取り組んでいるのを見ながら、
30年以上前に学生だった私は
「ここ数年の就活事情はなんて大変になったのだろう」と思っています。

大変になったなぁ・・というのと、正直な気持ちは
「なんでこんなことになっているんだろう、
大半の企業が同じようなエントリーシートを提出させているのって妙だな」と思っています。
いや、同じエントリーシートだから学生さんたちは若干助かるのかな・・
ネット社会になったからこそ、たくさんの企業にエントリーできるので、
まあ、じゃあいいのか・・・と一周回ってよくわからなくなってますが。

随分前に、大学のキャリアセンターにいた時に、
インターンシップに推薦する学生を、大学内で絞る必要があって学内選考をしたことがあります。
30人くらいのエントリーシートを見て、「この学生さん、いいね」「この学生さんのこの考え方は、どう思いますか?」等とメンバーと話し合いながらどうにか選考したのですが、大変でした。
その選考結果が本当にそれで良かったのか・・・正直なところわかりません。
選考するのは本当に難しい。
だから、選考する側からすると、
「エントリーシートはあなたのことがわかるように書いてほしい」というところなんでしょう。
(わかるように書かれていないことも多いわけです)

選考する側も大変ですし、選考される側の学生さんも大変。。
学生さんは
エントリーシートを書かなくてはいけない、そのために
学生時代に力を入れたことを振り返って、文章にまとめないといけない、
自分の強みを書かなくてはいけない、
強みを書くためにはまず自分のことを知らないといけない、
書類選考通過したら今度は

それを面接官に話せるようにならないといけない・・
果てしない重圧です・・

でも、ガクチカを書くためにわざわざ何かを経験するとか、してほしくない
ずっとそう思っています。

そんな中、コロナ禍になってしまい、
そもそも何かを経験することすら難しくなってしまいました。
「エントリーシートに書くことがない」そんな悩みを持っている学生さんもいらっしゃるでしょう。

何かキラキラした出来事があることを企業は求めていません。
それは面接で人事の人の印象には残るかもしれないけれど、
そんな「印象に残ったから」みたいな理由でその人を選んだりしないと、私は信じています。
じゃあどうしたらいいのか・・・

出かけることも難しい方は、例えば(まだ就活本番までに時間のある人向きになりますが)
様々な人の考えに触れてください。
上質な情報に触れてください。
興味を持った人がどんな風に生きてきたのか、
読んだり聞いたり、見たりしてください。
その情報が上質なのか見極める力もつけてください。

何か興味を持った情報があったとして、それに対してあなたは何を感じたのか、書き留めてみてはどうでしょう。
何度か繰り返して、数か月たった時、自分のメモを読み返してみると
自分がどんなことに興味を持つ傾向があるのか見えてきます。
そして、あなたが立てたアンテナは、もっと感度のいいアンテナになっていきます。

こんな社会の中でも頼もしく少しずつでも前に歩いていける学生さんもいて、
この力こそが社会や企業が求めている力なんだろうなと思っています。





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