こどもが勉強しなくてイライラ・・それは心配?焦り?
子どもがなかなか勉強しない、宿題さえしていない、そんな時は親の心配や不安が募りますね。心配のあまり「勉強したの?」「この間のテストは何点だったの?」と言わずにはいられない。その後、子どもの寝顔を見ながら「あんなにきつい言い方をしなくてもよかったのに・・」と後悔していませんか?
子育て中は何かとイライラやストレスが溜まります。どうにかして子どもが立派な大人になるように、少しでもいい仕事に就くことができるように、親心で言っているのに本人はまるでわかっていない、そんなつらい気持ちになっている親御さんもいらっしゃるかもしれません。
それは親自身の不安?わたしが「受験生の親向け勉強会」で言われたこと
少し前、息子が高校生だったころ、学校主催で保護者向けのレクチャーがありました。受験に向けて親も心配になったり焦ったりするもの・・そんな時どうしたらいいかを心理療法士さんが教えてくれました。本格的な受験シーズンに入る前に親自身の心の負担を減らしてくれるものでした。
心理療法士さんにズバリ指摘されたのは、「勉強しなさい」は子どものためではなく、親自身の不安を解消したくて言っているのにすぎない、ということでした。もし勉強しなさいと言いたくなったら、試しにその言葉は吞み込んでみましょう。
そして、子どもさんが自分から勉強するような環境を作ってあげましょう。
自分から勉強するような環境を作ってあげましょう
「勉強しなさい」と言わなくても気がついたら自分で勉強を始めている・・お子さんにそんな風になってほしいですよね。さて、どんな環境を作ればそうなってくれるのでしょうか。
これは、静かに一人きりで集中できる環境とは限りません。実は我が家の子ども達はいつも食卓で勉強していました。それもテレビはつけっぱなし(録画してある「銀魂」をひたすら流しっぱなし)で、見たいシーンが来た時だけテレビに顔を向けて、そのシーンが終わるとまた参考書に目を向ける。さらに家族とも話しながら問題を解いていました。
そして、本当に集中したいときになると自分の部屋にこもって、しばらく出てこない・・・という感じでメリハリつけて勉強していた様子です。必ずしも誰にでも合う勉強方法とは言えないと思いますが、二人とも難関国立大学に入学しましたので、悪くはなかったのかなと思います。息子が受験のあと、話していたのは「好きにさせてくれたから、時々ストレス発散もして勉強を続けることができた」とのことでした。ある程度、子どもの主体性にまかせて、親は「目だけは離さずにいる」のが、いい距離感なのではないかと思います。
この方法がどなたにでも当てはまるとは考えていません。お子さんのタイプやそれぞれのお宅の間取りの関係もありますし、まずはお子さんの心が落ち着くような、居心地のいい場所にしてあげることが大切だと考えています。
勉強部屋の風水調整
もし家族の人間関係がなんとなく良くない・・・そんなご家庭でしたら、まずは家庭運を安定させていくのはいかがでしょうか。風水で家庭運を安定させていくことも可能です。お子さんは敏感に家族の雰囲気を感じ取っていますし、大人の心を見抜いているものです。家庭が安定してくれば安心して勉強にも習い事にも集中して取り組むことができるようになります。子どもさんが自分から勉強するようになれば親が心配して「勉強したの?」と言いたくなってしまうこともありませんね。
